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無線環境構築
〜CentOS4 クライアント編〜 |
実施環境はPLANEX GW-NS54AG というPCIを利用しています。
Index 〜無線環境構築〜 |
1.PCI認識状況の確認(lspci)
| 2.madwifiインストール | 3. インターフェース設定(ifcfg-ath0,modprobe,modprobe.conf)
| 4. 動作状況の確認(lsmod,iwconfig,ifconfig)
lspci コマンドを実行すると、現在のPCIデバイスのステータスが確認できます。
#lspci -中略- 03:00.0 Ethernet controller: Atheros Communications, Inc. AR5212 802.11abg NIC (rev 01) |
今回は現時点<2007/4>で最新版であるmadwifi-0.9.3.tar.gzをダウンロードします。
※展開先は/usr/srcとしています。
# cd /usr/local/src |
無事インストールが完了しました 。
madwifi はath0 というインターフェースで認識するようなので、ath0用の設定ファイルを作成します。
設定例は以下の通りです。
# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ath0 DEVICE=ath0 BOOTPROTO=dhcp ONBOOT=yes MODE="Managed" ESSID="ESSID を適宜入力" KEY="WEPKeyを適宜入力" |
一旦、pcmcia を再起動しておきます。
# service pcmcia restart |
次にmodprobe.conf にath0を認識するよう設定を追加します。
# cat /etc/modprobe.conf ※最終行にaliasを追加します。 -中略- |
modprobeコマンドでドライバをロードします。
# modprobe ath_pci |
はじめにドライバの動作状況について確認します。
# lsmod | grep ath ath_rate_sample 16512 1 ath_pci 93372 0 wlan 187588 5 wlan_wep,wlan_scan_sta,ath_rate_sample,ath_pci ath_hal 195664 3 ath_rate_sample,ath_pci |
しっかり認識されたようです。
次に、wlan インターフェースとして認識しているか確認します。
# iwconfig ath0 ath0 IEEE 802.11g ESSID:"入力したESSID" Nickname:"localhost.localdomain" |
無線レベルでもしっかり認識されているようです。
実際にIPアドレスが取得できているかどうか確認します。
# ifconfig ath0 |
無事にDHCPからのIP払い出しもされているようです。
インターネットへの接続も問題なく出来ました。