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CentOS/LinuxIPAフォント導入 〜CentOS4 クライアント編〜


本環境では、日本語フォントが一切インストールされていなかった為、日本語は殆どが文字化けしている状態でした。<-当たり前ですが(^^;
という事で、日本語TrueTypeフォント(IPAフォント)をインストールします。



Index 〜IPAフォント導入〜

1. IPAフォントのダウンロード | 2. インストール&設定


1. IPAフォントのダウンロード
〜IPAフォント導入〜

IPAフォント付きバイナリーパッケージとインストール用スクリプトファイルの フルフォントバージョンを
GLASS-Japan(http://www.grass-japan.org/FOSS4G/readme-grass-i18n-ipafonts.eucjp.htm) から、ダウンロードします。

# wget http://www.grass-japan.org/FOSS4G/ipafonts\              
> /grass5.0.3_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_bin.tar.gz
# wget http://www.grass-japan.org/FOSS4G/ipafonts\

> /grass5_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_install.sh            

現時点<2007/4>での最新版は上記の通りですが、適宜最新版を取ってくるようにしましょう。


2. インストール&設定
〜IPAフォント導入〜
 
ダウンロードファイルが存在するディレクトリでダウンロードしたシェルを走らせます。

# sh grass5_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_install.sh\
> grass5.0.3_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_bin.tar.gz\

> /tmp/grass5 /tmp/bin 


フォントをインストールするディレクトリを準備します。

# mkdir -p /usr/share/fonts/ja/TrueType
   ※ 見た目重視で入れる場合は、/usr/local/fonts/ja/TrueTypeの
          ディレクトリは元からあるはずなのでディレクトリの作成は不要ですが、
         今までのフォントファイルをバックアップしておく事がお勧めです。
             
   <バックアップ方法>
   # cd /usr/share/fonts/ja/TrueType/ 
   # mv kochi-mincho-subst.ttf kochi-mincho-subst.ttf.bak 
   # mv kochi-gothic-subst.ttf kochi-gothic-subst.ttf.bak 


IPAフォントを移動し、不要ファイルを削除します。

# mv /tmp/grass5/fonts/*.ttf /usr/share/fonts/ja/TrueType/
# sh /tmp/bin/grass5uninstall.sh 


ipam.ttf,ipag.ttfにシンボリックリンクを張ります。

# ln -s /usr/share/fonts/ja/TrueType/ipam.ttf\

> /usr/share/fonts/ja/TrueType/kochi-mincho-subst.ttf
# ln -s /usr/share/fonts/ja/TrueType/ipag.ttf\
> /usr/share/fonts/ja/TrueType/kochi-gothic-subst.ttf


X フォントのインデックスファイルを作成します。

# mkfontdir
# mkfontscale


"Kochi Mincho" をすべて "IPAMincho" に、 "Kochi Gothic" をすべて "IPAGothic"に変換する為、fonts.conf を編集します。
※念の為バックアップも取っておきます。

# cp /etc/fonts/fonts.conf /etc/fonts/fonts.conf_bak
# sed 's/Kochi Mincho/IPAMincho/g' /etc/fonts/fonts.conf_bak \
>| sed 's/Kochi Gothic/IPAGothic/g' > /etc/fonts/fonts.conf




これで日本語フォントがIPAフォントに切り替わったはずです。