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apacheインストール
〜CentOS4 サーバ編〜 |
HTTPサーバを構築するにあたり、apacheをインストールします。
Index
〜apacheインストール〜 |
1. apacheのダウンロードと展開 | 2. apacheインストール | 3. apacheの起動用スクリプト作成 | 4. apacheの起動、動作確認
作業ディレクトリは/usr/local/srcで行う事とします。
# cd /usr/local/src |
当初、2.2.*バージョンを入れようかとも思いましたが、不慣れ(仕様変更認識不足)などがあ った為、無難なところでhttpd-2.0.59 を入れることにしました。
では、実際にインストールします。
# cd /usr/local/src/httpd-2.0.59 |
本環境では、./configure の引数に、enable-rewrite、enable-so(動的共有オブジェクト-DSO対応)、enable-ssl(SSL対応)の3パターンを指定していますが、必要に応じて指定してください。インストールするだけであ れば、./configureで問題ありません。./configureの引数については、apache configure引数についてをご参照下さい。
これでapacheのインストールは完了です。
起動用スクリプトのサンプルについては、ダウンロードしてきたファイル中にあります。このサンプルをコピーし、それを加工して利用します。
# cp /usr/local/src/httpd-2.0.59/build/rpm/httpd.init /etc/rc.d/init.d/httpd |
/etc/rc.d/init.d/httpd ファイルを以下のように変更します。
# cat /etc/rc.d/init.d/httpd |
これで起動用スクリプトの準備は完了です。
3.で作成した起動スクリプトをchkconfigコマンドで登録し、システム起動時に自動で立ち上がる様にします。
# chkconfig --add httpd |
また、この時点でhttpdのプロセスを起動したい場合は、serviceコマンドで実行してみます。
# service httpd start Starting httpd: [ OK ] |
起動しているかどうかは、psコマンドからも確認可能です。
# ps ax | grep httpd |
apacheのインストール作業はこれで終了です。